ヴェーリア

ヴェーリア地区は、イタリアのカンパーニア州サレルノ県アシェーアに属する、遺跡の残る地区である。

ヴェーリアという地名は、古代都市エレアのラテン語名ウェリアにちなむ。

この古代都市は、本来、マグナ・グラエキア時代に当たる紀元前538年から同535年頃にギリシャ人たちによって建造されたもので、当時はヒエレといった。

この町が有名なのは、哲学者パルメニデスやゼノンも含むエレア派の根拠地だったためである。

古代エレアのアクロポリスの遺跡はかつては岬にあったものの、現在は内陸にあり、中世にカステッランマーレ・デッラ・ブルカと改称した。

ヘロドトスによれば、紀元前545年にペルシャ軍に攻囲されたイオニア人たちは、ポカイアから逃れた。

8年から10年ほど海上を漂った後、彼らは現在のイタリア・カラブリア州に辿りついた。

彼らはおそらく、当時メッシーナにいた哲学者クセノパネスの助力を仰ぎ、海岸沿いに北上し、ヒエレの町を建設した。

後にエレと改称し、さらにエレアと呼ばれるようになった。
update:2010年02月27日